薄暗い駐車場に、、、。

 職員が全員帰って薄暗くなった事務所の駐車場。私の車一台が残っているはずだった。私はいつものようにスイッとバックした。「ごちっ」何か当たった感じ。「えっ何。何も無いはずなのに」少し前進して降りてみると、黒い車がうちの駐車場に一台止まっている。「あたったかしら」と言うと「思い切り当たったで」とは、後部座席に座った御仁が言う。運転者に確認をしてもらったが、何処にも損傷はなく、何とも無い。自分の車も、後部をしげしげ見たが何とも無い。ま、不思議な事もあるものだ。
 だが、人の事務所の駐車場に無断で止まって、しかも当たりが薄暗くなっているのにライトも点けず、ひっそりは無いだろう。無傷で済んで良かったものの、もし弁償するとしたら、私が当てたにしろ、文句を言っただろうなぁ。車なんて無いだろうとの思い込みって怖い。大丈夫だろう運転はいけないと常々言ってはいるのだが、、、。
姫信の駐車場が止めにくいものだから、誰かがお金を下ろしに行って、それを待っていたと思うが。