イオンの駐車場で

11頃だっただろうか。平日のイオンは、駐車場もまま空いている。入口近くに恰好の場所があいている。しかし、その前に邪魔になる女性が立っている。「プッ」危ないよと、小さくクラクションを鳴らしてそこに駐車しようとした。けれど彼女は退かない。窓を開けて「危ないよ」というと「今、連れがここへ車をとめるねん。すぐ来るから」というから、もうそこまで来てるのかなと思って、別のところへ止めて見ていると、大きなボックス型の車が止まった。連れが来たのかなと思って、イオンの入口までその車から降りた女性のあとを歩いた。入口付近に、邪魔になった女性が携帯を見ながらいる。車から降りた女性は、その横を素通りしていった。ははぁん、彼女は待ち人ではなかったようだ。私は邪魔になった女性に聞いてみた。「うまく来られましたか」と。その女性は言った「ずうずうしく、私がいるのに無理に車を止めるねん」というではないか。私は言ってやった。「あんたのほうがずうずうしいやんか。あんたのほうが悪いわ。」とね。彼女は小さく「すみません」。私は返事もしないでイオンに入ったが、あの広い駐車場で駐車取りしているとは恐れ入った。別の入口からもうすでに入っているんじゃないの。入口は何か所もあるのに、、、。