2015年マクロ経済の動向と市場展望

表記の講演を聞きました。講師はSМBC日光証券株式会社 投資情報室 橘田憲和氏。
正念場を迎えるアベノミクスという副題がついていた。今年のカギを握るのは賃金の動向。
消費税増税後にもたついた日本経済だが、昨年10月31日に日銀は、追加金融緩和を実施。原油安は日本経済にとってプラス材料であり、今後は日本の景気回復が鮮明になろう。「日本の商社は原油輸入のため産油国に多大な投資をしていると聞くが、原油安で採算が取れなくなれば、投資した元が取れなくなり、回収が危うくなりはしないか」と質問。これの返答は、「その金額も全体から考えると少ない金額なので、さして問題ではない」との答え。本当かなー。
賃金の増加については、消費税が3パーセントあがっているので実質賃金が2パーセントの伸びなら、マイナスの感は否めない。苦しくなったと答える人が多い。
連合の賀詞交歓会に参加されたようだが、総理と日銀総裁がそろって参加されていて、不思議な感じだった。きちんと成果が出始めていると感じたそうだ。
中東の原油は掘り出すのにコストはかからない。ロシアも原油は出るがコストがかかってしまう。ロシアは儲かった時に設備投資をしていない。そのロシアにお金を貸しているのが、ヨーロッパの国々。そこで原油安になると借金が返せない。ヨーロッパ全体が困る寸法。で、世界全体の景気が悪くなる。(ふーんよくわからない)。
話変わって、世界の3大通貨は、ドル・ユーロ・円だそうで、対外的な債券債務の比率は、日本が世界一よいそうだ。へぇぇ本当かなー。日本の金融機関は決済はしっかり守るから信用度が高いのだそうだ。
一部上場企業は5パーセント増益を見込んでいる。二桁増益もありうるそうで、日本企業の増益が期待される。
これから投資するにあたってどんな企業がよいか。1・自動車電装化関連 排ガス規制の強化。これは日本の独壇場 2・注目度が高まるROE  自己資本に対する利益率を財務相が支援している、 3・東京オリンピック開催を契機に建設業が、、。4・外国人観光客の増加に伴う関連企業 5・マイナンバー制度導入のためのITサービス などだそうだ。
これらの情報はご自分で勉強して、選んでください。日興証券の方の話ではありますが、長田達子の判断違い聞き違いもありますので責任は持ちません。