ドアのしめてもらい方

 朝、夫が起きてきた。台所へ入るドアを開けっ放しにしている。朝は少々冷えるようになって来たので、台所はストーブを付けている。私は早速言った。「私はそちらへは行きません。締めて貰って結構です」とね。何故って、ドアを開けているのも「おまえが来ると思って」とか、風呂の蓋を開けっ放しにするのも「おまえが入ると思って」とか、いつも夫は私の為だと言訳をするのだ。で、先の言い回しになる訳だが。素直に「あっそう」と、ドアを閉める夫。ま、漫才みたいな日常だと思いませんか。