正月早々から別荘へ行っていました

三食昼寝付き、一寸痛い目に遭いに。

正月3日に入って、4日に痛い目に遭って、そのあと傷がいえる12日まで逗留と言うことで。

最初に目についたのがテレビ。「リモコンの調光部はこちらになります」との張り紙がある。こちらになります。もって回った言い方。「リモコンの調光部はこちらです」で良いのではないの。です。ます。調なら「こちらです。」もう一か所は、「シャワー室空いてます」との表示。ちゃんとするなら「シャワー室空いています」「い」が抜けてるのじゃないの。変な文句いいが始まった。心電計が胸につけられ過ごすことになった。

その夜中、看護師がどやどやっと3人ほどやってきて、気が付いた。苦しい。「長田さん。長田さん。あっ言うて」「あっ」と私は言った。「ああよかった。」と言いながら看護師たちはしばらくして帰っていった。時計を見てみた。午前1時30分だった。次の朝看護師に聞いてみた「心臓が止まっていたの?」「そうですよ。10秒ぐらい」うへー。死んでるやんか。

いよいよ手術が始まった。午後2時。「一寸ちくりとしますよ。」と言いながら、鎖骨のあたりに注射する。何か始めた。「痛い」と言うと「麻酔薬、追加お願いします。」とかなんとか言いながら何かが始まった。男性医師が指示している。女性医師が「はいはい」と言いながら作業している。夢の中みたいだけどおもくるしい。暫く経って「長田さん大きく息吸って、吐いて、止めて。咳払いして」「うん咳払い?」と思ったが指示通り咳払いした。これも夢の中。直後にもう一回。暫く経ってまた同じような指示が来たきて、ここはしっかり咳払いした。その後は何をしているのか、胸の皮と肩の皮を引っ張ってひたすら縫合していたように感じた。その間もずっと支持は飛んでいた。「終わりました」の声で、顔に掛かっていた覆いが取れ、息がしやすくなった。ベッドに移りますよ。「せいの!よいしょ!」の掛け声とともに自分のベッドに移されたみたい。午後3時30分。1時間30分も経っていたんだ。手術中はぴーぴっーぴーと心音は不規則だったが、術後はピッピッピッと規則正しい。へーすごいなーと思いながら、自室に戻った。

術中は 不定期に鳴る 心音が 術後はばっちり 60回に