活けこみが済んだ後

事務所に帰ってやれやれと思っていたところ、電気のお得意様から電話がかかってきて奥さん、今、旦那がトラック交換に帰ったった。今から新しいキューピクルを引き込み柱の下に置くんやて、クレーン車も頼んである。クレーン車は国道においてつるんやて。二人だけでする言いよってやけど、交通整理せなあかんで。いつものおっさん頼んどくれ。」なんてやいやい言うて来った。慌てて家に帰った。しばらくたって相棒は軽四で帰ってきた。赤と白の旗持って、、。「お前ちょっと行ってくれ」覚悟はしていたけどやっぱり私??

車がビュンビュン走る国道。ひゃーどないしょう。本当はいけないのだろうが。30分ほどの間、白と赤の旗を持って車を止めたり、行ってもらったりした。直線の見通しの良い道だったんだけど、それでも皆さんちゃんと守ってくださって、無事終了。クレーンの運転もすごかったし。

 キューピクルを釣るまでに、そのすぐ傍にあるヒマラヤスギの枝を切らなければならなかった。「あああ軽四にのこぎりを積んだままにして来た。」と相棒。「お花で使う小さなのこぎりなら持ってる。」と私は、15センチぐらいの鋸を出した。「小さいのー」といったが「手では切られへんやってみるか」とゴリゴリ木に登って切った。

済んだ後で「よう切れる鋸やった」と返してくれた。ふふんだ、よかったね。