新鮮だったという声を

お聞きした。立派なカメラを持った若者が「写真撮らせてもらっていいですか」とやってきた。フラワーセンターのホームページにインスタグラムを掲載続けていらっしゃるとか。明日ぐらいはアップしていますよということで、どうぞどうぞと撮っていただいた。何点かの花がアップされていた。

若者曰く「とても新鮮でした。どこから写真を撮ってもとても美しい。横からでも裏からでも、どんな感覚で活けていらっしゃるのですか」との問いがあって、「生け花の世界もどんどん変わっていっています。床とかがなくなっていけられる場所も変わってきて、それにあった花を活けなければならないと、言われています。しかし、私たちは年も重ねていますので、なかなか切り替えられなくて、基本に沿っていけました」と答えたところ、前述の通り、新鮮だったとの答えでした。年月が過ぎても、やはり古いものと思っている基本の持ついいところがあることの、新しい発見でした。