お茶を自分で飲めるのは良いことなんだー。

 朝食の時、旦那は一生懸命新聞を読んでいる。何かきょろきょろっとした。ああ、お茶が飲みたいんだなと私は感じて、冷蔵庫からお茶をだし、コップについだ。お茶の入る音を聞きながら旦那はまだ新聞を読んでいる。音が終わった頃にさっと手を出してお茶を取った。
 その一連の動作を見ていて私は、「結構な事ですね。じっとしていてお茶が入って」と皮肉たっぷりに言った。ところが旦那の言いぶりはどうだろうか。「自分でお茶が飲める事はありがたいことやないか。口まで持って行って飲まさなきゃならん人。口まで持って行っても飲まれへんひともいるで」「・・・・」なるほど、おまえは幸せやと言ってるんだろうか。考え方も色々だなもし。