ところがぎっちょんょん

大型コンバインが来てくれた。ところが圃場の管理がうまくできていなくて、じゅるいじゅるい。大型コンバインは自重が重いのでググッとめり込む。6条も刈れる機械だから轍の跡も大きい。圃場をぐちゃぐちゃにして3分の一ぐらい刈ってまた明日と言う。
こんなことなら頼まなかったらよかった。まだなんで家が刈るのかが納得の行っていない私は、甲さんに゛文句を言った。電話で相棒は話をしていたが、どうも甲さんは長田さんに頼んだと思っているし、相棒は、あいまいにふんふんと言ったみたいで、はっきりと自分が耕作するつもりになっていないし、私も田植えだけするものと思っていたし、どうも意思の疎通がうまく行ってなかったようだった。
今朝早く甲さんがやってきて「お互いに言い合っても水掛け論になるので、今までのことは
和算にして、刈れなかった稲はぎりぎり11月の中ごろまでほかそう。刈れたら私が刈るし、刈れなかったら草刈り機でなぎ倒すし、今、手で刈っている分は長田さんが脱穀して持って帰って乾燥して」と言うことになった。
甲さんも今まで自分が難なくやって来たのに、大型コンバインを入れて圃場をぐちゃぐちゃにされて困惑したと思う。
今朝も、大型コンバインの使い手は田んぼへ来てくれたけれど、私は播州農機へ電話をかけてこのコンバイン持って帰って、と言っておいた。
なんだかすっきりしないけれど、相棒が病気をしたおかげで、水の管理がちゃんと出来ていなかったことが、稲刈りを妙なことにしてしまった原因とおもう。あのコンバインの請求はいくら来るんだろうか。今日、手で刈った分を脱穀するときに、かの、大型コンバインの使い手が一生懸命、稲を運んでくださった。ここでも人に助けられた。
甲さんには申し訳ないことをしてしまった。