i日経新聞から

2013.2.16 西村勝彦先生のブログ。ずいぶん古い記事だけど「農地の貸借 後押し制度」から。先生自身、農家だけれど人にお願いして作っていただいておられるらしい。締めくくりには{農業は儲からないから、}となっている。

 作っている農家も、段々歳を取って仕事がしづらくなっていて、何時止めようかと悩んでいると思う。我が家では76才と75才が頑張ってお米を作っているが、何時パタンと行くかも知れない状態だ。機械化が進んではいるが、籾摺は、少なくとも30㎏を持ち上げる必要がある。正月2日に最後の籾摺をしたことをアップしたが、えらい目に合って、設備投資をして最後の売却代金は、265200円也。年間でもその4倍だ。
何の力仕事も考える事も資本金もなくて、市役所勤務ならこのぐらい軽いもんだ。
農産物がやすいのは、何なのだろう。我々の子供の頃、両親は1町歩あまりの米作りと、その他の副収入で子育てをしたはずだ。確かに質素な生活はしていた。しかし、子供達にはそれ相当の嫁入り支度もし、家も立派だった。経済の仕組みがどう狂ったか、価値観がどうなったか。元に戻って考え直すべきだとおもう。