入院日記1/9日  手指の運動

手指だけでも運動しておこうと、指を折ったり曲げたり伸ばしたりしていて、あれっと思った。指折り数えるとき親指から折って、小指から伸ばす。これは当たり前にスムーズにいく。反対に小指から曲げて親指から伸ばす。これをやってびっくり。小指を曲げるとすでに薬指が半分曲がってついてくる。中指も人差し指も半分ぐらい曲がってついてくる。伸ばすとき、親指は、ま、立つし人差し指も立つ。中指がまっすく立たない。こちら向いてる薬指、小指が立って、全員立つ。へええー今まで気が付かなかった。左手はもっとひどいことが分かった。やってると肩こるわー。これってどうして??

朝は6時から看護師の活動が始まる。隣のFさんには一番早くやってきた。何か話しかけている。とてもやかましい。必要以外の事を話しているようだ。「酸素持ってこうか」と言っている。患者も何かごそごそしゃべっている。とにかくやかましい。担当の看護師のせいか。患者の性か。とにかく話が長い。

私の処へもやってきた。「長田さん血圧測らしてもらいます。お熱もね」傷がある側に体温計を差し込む。血圧計、クシュクシュ。「体温は36.4度」血圧は124 67 「傷触らしてもらいますね」「どうぞ」私の場合は必要な言葉だけ。

昨夜はなんだかどーと言う音がしていたので雨でも降っていたかと思ったが、夜が明けてみるとそんな気配はない。美しい日出を見ることが出来た。