なんだか嫌な一日だった

だったではなく、まだ済んでいないが、私は長年、社団法人倫理研究所の会員である。「新世」の本でおなじみの「倫理」である。言うはやさしく行うは難しい。

栞の中の16条では、「とりわけて、おそれ怒り、悲しみ、妬み、不足不満の心、それはただに病気の原因になっているだけでない。生活を不幸にし、事業を不審にするもとであり、己の不幸を招く根本原因である。」と言い切っている。まさしくその通りであり、長年いきてきた経験から、なるほどと思う事象を何回も見聞きしている。夫が浮気をし(家ではないよ)胸をかきむしるような体験をした女性は、癌に侵され早死にしている。そんな人はいっぱい見てきた。怒りのなせる業でしょうか。

この倫理を嫌う人は多い。相手が改めるのではなく、気づいた自分が改めなければならないからだ。そんなん損じゃないですか。頑固そうで意地悪みたいな私だけれど、意外に素直なところがあって、自分が正してよくなるのなら、それは簡単なことじゃないか、などと思ったりしている。

倫理の集いにお誘いして来てくださる人は、私を喜ばせるのだから、その倍にもなってその人が喜ぶことが起きてくるはず。楽しんで行おう。と気持ちを切り替える。いいねぇ。