法定調書と償却資産税申告

法定調書源泉徴収票を税務署に送付すると同時に、各市町村へ源泉徴収票を送る。税務署には全部の源泉徴収票が行くわけではないが、市町村へは、すべての源泉徴収票が行く。市町村では、各事業所から送られてきた物を突合し、扶養家族がダブっていたり、配偶者の所得をチェックし、間違っていたりすると指摘してくる。役所は横のつながりがないのだが、これだけはつながっている。

償却資産は、機械・構築物・什器備品など、一定の金額以上の物を見て、固定資産税を課してくる。法人税では、即時償却して0になっているものも、資産税の方では課税するなど、いろいろややこしい法律がある。
償却資産の申告を市町村にしなくても、所得税とか法人税の明細から見なさいよと思うけど、これは別々。