シビックのキーがどこかへ行ってしまった

日曜日、夫は乾燥した籾を摺って、雨で残った稲を刈るべく手順を決めていた。ところがどっこい、一端乾燥が済んだ籾の水分が戻っていて、籾摺りが出来ない。再度乾燥開始だ。その間、納屋を方付けて、、、、。でもまだ乾燥は終わらない。この乾燥を終わらせないと籾摺りが出来ない。籾摺りが終わらないと、次の籾を入れることは出来ない。
焦っても時間はしっかり掛かる。あきらめて先に稲を刈ることにしたらしい。コンバインを出して出ていった。10時半過ぎになっていただろうか。
刈り取った籾をコンバインから排出するとき、「たて」を開きに行った。籾はべちゃべちゃだった。でもこのまま放っとくと、倒れかけた稲はもっと悪くなる。そのまま刈ってしまったらしい。
昼から、私は夫には悪いと思ったが、気を遣いながら、お花の講習に行った。
4時過ぎに帰ったら、夫は籾摺をしていた。慌てて手伝いに納屋へ行った。それから晩まで納屋の中で手伝った。
月曜日、敬老の日シビックに乗ろうとして気が付いた。キーが無い。「何処へやったんやろ」とにかく気を遣っていたから慌てて、納屋へ直行した。どこかへ掛けた記憶だけがある。何か木の端だった様な気がするが、どこやったやろ。スペアキーを出して乗るには乗ったが、便利が悪い。おかしいおかしいと一日中探した。
晩になって、ようやく思い出した。納屋へ行く前に、シビックを車庫にしまって、「そやっ。トラックターを動かした。」コンバインを入れるスペースを廣くするために。
トラックターの横に立てている、縁台の足に掛けたことを思い出した。よかったあ。やっぱりここだった。
すぐ横にシビックは止まっている。スペアキーを使って車を出すとき、忘れられたキーは、「ここにあるのにっ!」と地団駄を踏んだ事だろう。一件落着。
だがまたまたこの雨、、、。