医学博士 金 華洙氏の「脳から元気になる健康元気塾 パート2

 まず、相手の良いところを見て褒めてあげる。例えば「今日のネクタイいいね」と褒められれば、話を聞く気になる。価値を共有する。例えば新幹線で隣り合わせになったサラリーマン。「どちらからですか」と聞く。「は、鹿児島です」「そうですか。私も鹿児島です。どちらの市」と聞きながら共通点を見つけて話をすると、東京まで話が途切れない。
血圧の薬を飲みかけると一生飲み続けなければいけないと思っているが、間違いですって。一度下がって3ヶ月ほど持続すれば薬を止めれば良い。も一度上がってくるが、医者は140くらいを目安に薬を出す。ところが、実際は130くらいまで下がる。それが3ヶ月持続して止めれば140ぐらいに上がって、ちょうど良くなるのだそうだ。
軽い運動をしよう。まず、タオルを両手に持ち両肩で担ぐ様にする。こつは、両手をピント張っていること。イスに腰掛けて、そのままの姿で上体をひねる。と、お腹の廻りの廻しが取れてくる。立ってやるとおしりまで動いてしまって効果は無い。
卵は悪いというが、生卵がいけない。調理して硫黄の部分を取ってしまえば、コレステロールは溜まらない。
脳梗塞などは温度差があるときに起きる。朝起きるとき、寝床の中で手をまっすぐ伸ばし、筋肉を緊張させた状態で「グ・パ」「グ・パ」を何回か繰り返し、血液の循環がよくなった時点で起き上がろう。
2分間ゆっくり深呼吸。口をすぼめて行うのがこつ。
肩幅で立って、足首の上げ下げ運動をすると、足の血流が良くなり、筋肉が付き膝が痛く無くなる。
植物性のタンパク質と野菜を多く食べよう。魚・大豆を中心にビタミンB6を多く取ろう。胃酸過多にワカメはとても良い食べ物だけど、消化しにくいので、乾燥ワカメをフライパンで炒って、すり鉢で摺って粉にして食べると良い。味噌汁の具を大きく。
朝ご飯はしっかり食べよう。
 只長生きするだけでなく、人生の質が問われる時代だ。
何もしないでベットで長生きでなく、素敵な洋服を着て颯爽と歩きましょうよ。