自動で締まるドアの器具を装着

 玄関からキッチンへ出入りするドア・台所からトイレに通じる廊下へのドア・トイレのドアその他一カ所。計四カ所に自動で締まるドア器具を取り付けていただいた。玄関からキッチンに通じるドアは、別にキッチンから居間に通じる廊下へと通じるドアでもある。自分家の間取りを説明するようで嫌だが、キッチン側からすれば、ドアを右に開き、なおかつ、右に折れ曲がった廊下へと通じる。従って、居間へ行く際は、ドアを右に開き切って行くことになる。建具屋さんの説明では、「ドアを開ききったときは、ロックが掛かって止まるようになっているので締まってこない」とのことである。「それは困る。何のために自動で締まる器具を装着したか分らない。開けきられたら、また締めにいかんならん」と私は「開けきってもロックのかからないようにしてほしい」と主張した。建具屋さんは、困った困った。すべての器具にロックが掛かるようになっている。そのなかで、角度の事をちょろっといった。110°120°とかね。
 「家のここのドアはをつついっぱい開けると90°でしょう。120°に設定すれば、とんと当たっても締まってくるのでは」と私が言った。「そんな事、ふにゃふにゃ」と、言っていたが、ネジを調整していたら、とんと当たって、さっと戻ってくる様になった。「おかしいな、おかしいな。こんなはずやないねんけど」と建具屋さん。建具やさんは、おかしいおかしいというが、私の希望通りになった。すごいね。