新幹線内でのこと

9月28日〜29日保護司の研習が東京であった。帰りの新幹線内でのこと。
のぞみ広島行きの自由席の3両目。3人掛けの窓際に陣取った。通路側にはビジネスマンらしき男性が。12時50分東京発、結構すいているなと思った。新横浜でその男性が下車。「ビジネスには、こんな近場でも時間に制約があって新幹線を利用するんだ」なんて思っていると、次に、男の子二人を連れたお母さんと、そのお母さん。もう一人お父さんでしょう。わいわい言いながら乗り込んできた。私の横が2席空いていたので、子供二人を掛けさせお母さんらしき女性は、「そことここと」なんて指示していた。電車が発車したころ、私の横にはお母さんのお母さん、つまり孫を膝に抱いてその横にはお母さんが子供を抱いて落ち着いた様だった。やおら、鞄から甘栗をとり出して皮をむいて食べ始める。子供たちは何だかんだと大声で話す。それを制してお母さんもおばあちゃんもわいわいがやがや話す。「税法のQ&Aは是か非か」なんて読んでいたのだが、一寸気が散って読み切れない。見渡すと空いた席がある様だったので、「席を空けますよ、どうぞお座りください」と席を立った。この親子さんには凄く恐縮されたのですが、実は自分の為だったのですがね。でも両方良いことだったんですよね。