節句祭りの動画も見てください

せっかく小谷の屋台が勅使塚の上で差しているのに、笠谷の屋台が前を横切って、おまけに倒して「ええっなによっ」と言っているところ

最後の日、谷村と小谷は村のはずれまで一緒に帰ってくる。日はとっぷりと暮れて午後10時にもなっている。疲れも一段と厳しいだろうに、うち別れに「差し上げる、さしてやろい」をする。それからそれぞれに分かれて帰っていく。池の面に映る屋台の光も一段とわびしい。