お茶席で

ふれあい祭りのお茶席を勧めてくれる人があって、400円の茶席券を買った。私は芸能のグループの代表をしているので、時間の制約があり、お茶席には一番乗りだった。まず、お軸を拝見し、滝と書いてあるとお聞きした。見事な字であった。このお茶席の主催者は、同級生の大登志子先生である。
さてお正客として一番に座った。その前で勧めてくれたお友達がお点前をしてくださった。小芋の葉っぱに露を転がせたふたをかぶせた何か桶らしきものをもって入って、、、。
私は、「これは何」と聞いた。「私は全然お茶のことはわからないので教えてください」と言いながら。私の横にはもう一人の客が座っていた。私は大西登志子先生に聞いているのに横から、あれこれと説明をする。私は「私あんたに聞いてない。大西登志子先生にきいてんねん」と言ってやった。わからない者がお正客に座るのも不作法かも知れないが、横から主催者をおしのけてしゃべるほうがもっと不作法と思ったが如何。
お茶碗は、ガラスのものだった。夏らしく浴衣を着てのお茶席であった。一服いただいて早々に打ち合わせ会に出ていった。