口伝えの、昔からの言い伝え

「5月の夕焼け蓑着て待て」とは夕焼けのあった次の日は雨が降るってこと。
「秋の夕焼け鎌を研げ」は明日はいい天気。稲刈りをするぞ。
「朝夕立ちは遠行きするな」ということは、朝夕立が来ると、一日に何回も雨が降ったりするってこと。今から50年以上も前に亡くなった90歳の祖母が言っていた言葉。天気のことについていろいろ言っていたね。場所によっては方角が違ってくると思うが、「逢って死にたい乾の夕立」北北西が暗くなっても雨はこちらへ降ってこない。よそ夕立ってやつ。南西つまり北条からいうと、姫路の方角に黒雲が現れると、こちらへ降ってくるってこと。でも今日日変わってきたかもしれない。