女税連の総会の講演者は、シンクロの武田美穂氏のお話であった。8才からシンクロスイミングを初めて、3回のオリンピックに出場し、メダルも銅1個。銀4個の成績の持ち主。現在は三重県知事夫人。
この方を育てたお母様が素晴らしい。井村監督に師事し本格的に練習を始める前、井村監督に言われた「あんたオリンピックに行きたいの。そんな泳ぎでは全然だめ」とまずけなされたとき、お母様は「可能性のない事は質問しないのではないの」と。貴女は出来るからよと励まされた。みんなから目障りになって、疎まれるなら、ダントツになれば良いじゃない。と激励された。ヨシやったると希望がわいた。
アテネのデュエットで、やっと井村先生から「自分の殻を打ち破れた」と褒めていただいた。余力はいつでもある。と話された。
素晴らしい話口に、ついつい引き込まれた。
