選挙に金がいるのっておかしいよ

8億円ものお金を「貸した」「返した」個人からかえしている。何て不思議なお話だろう。我々一般庶民には気が遠くなるような金額だ。
むかしむかし、高校を卒業して5年ほどたったころのこと、国政選挙で、私の勤めていた会社の社長が、ある政党を応援していた。その事務所で金の受渡しがあったらしい。むろん私は知らない。
社長が選挙違反で連行され、私も参考人として警察に呼び出された。警察で私は「そんな事は知らない。そんな事は無い」と言い張った。長い時間が経って、ついに社長が手錠されたまま、私の前に現れて「もらったと言ってくれ、でないと、いつまで経っても、みんなが釈放されないから」という事で、私は渋々「そうです」と言った。是が裏をとると言うことかしら。関係者の皆さんは、女の子が引っ張られたと言う事で、大変心配して下さった。
その時、警察官だったか、検察官だったかは、選挙ではお金はもちろんの事、飲んだり食ったりも、してはいけないんだよ。と教えてくれた。
なのに8億円もの金が何故要るのだろう。東京都知事選でも5000万円がなんとか、と言ってましたねぇ。