認められること、必要とされること、愛されること

表記の言葉は、少年事件を起こした子供からの投書である。「私たちを認めて下さい!
私たちを必要として下さい!私たちを愛して下さい!」
 「自分は価値のある人間だと思う」と答えた高校性の割合は、米国89.1%中国が87.8%だったが、日本は何と36.1%だったと、日本青少年研究所の調査にある。愕然とする結果だ。更生保護誌より抜粋。
 どうしてこうなったのだろうか。幼少期から親に本当に大切にされなかったからだ、と指摘しているが、どうして大切にしなかった親が育ったか。又誰がそのように育てたか。先へ先へと進んでいけば、結局は我々年代の子育てにあった。又我々年代の教育にあったと言わざるを得ない。
戦後アメリカ式の教育が入って来たのでその性と言いたいところだが、そのアメリカが上記の様な回答をしている。一人日本だけが何故そうなったのか。検証する必要がある。知人の子供がいま鬱で閉じこもっている。何人もいる。決して大切にされなかったとは思わない子である。どうすれば良いのだろうか。