ストレス性胃炎なる言葉をよく聞くが、そんな事で胃炎になるのかなと思っていたが、この度ははっきりとその傾向が自分の体に表れた。というのは、長田達子の独り言でも書いているように「借地権の有無」について税務署から指摘をうけ、自分なりに勉強し、職員とも検討を重ねた結果、意見をのべ、書類を提出した。
このしばらくの間、鳩尾のあたりをかきむしるような痛みが何度も起きる。胆石が動いていると思っていたが、「胆石はそんな場所にはないし、お風呂に入ったら直ったり、大息をして横になったら直ったりしない。食道炎でしょう」と医師に指摘を受けた。
しばらくの後、税務署より「借地権が無いとは言いませんが、この度はこのままで結構です」という返事をいただいた。「何言ってるんだ、土地を売りに出しても売れない時代に、借地権なんてあり得ない」と、強気な私だが。でもほっとしている。
するとどうだろう。あの、鳩尾のあたりをかきむしるように走っていた痛みが、嘘のようにけろりと収まってしまったのだ。さすがの達子さんも、これしきの事で体調を崩すのだと認識したのだった。
