70歳で会社を誰かに譲りたいと言っていた社長

とにかく、残りの人生ゆっくりしたい願望が有った様だ。相談を受けた私は、どんな譲り方が良いだろう、何所まで会社とか、従業員の事を考えているか、等々悩んだ。
 資産、負債等、整理出来る範囲はここまで。これ以上は承継者に預ける形にしないといけない部分等、資料を作成して持参した。
 社長は、日曜日、一回ゆっくりしてやろうと、ある保養施設に出掛けて行った。小一時間もぼんやりすると飽きてしまって、仕事をしないことの精のなさをつくづく感じて帰って来たという。もうしばらく、会社を整備して人様に使ってもらえるように頑張らないと、、、。
 とは、社長の弁。