黒田公民館というところであった。ネットで一度検索して、ははあん 分かったと高をくくっていた。175号線を行けばいいのだと。ところがどっこい、ナビは黒田庄公民館を教えてくれた。シーンと静まりかえって、いけばな展の気配もない。どうなってんの。確か黒田公民館だったのに。庄が付くのとつかないとの大違い。あっちこっちで訪ねて、あきらめて帰ろうかと思ったけれど、ある美容室に寄った。年のいかれた美容師と、お客はそれ以上にお年寄りであった。私よりはずいぶん上と見た。お客はパーマを当てているようだった。お二人であっちかな、あそこかなとずいぶん考えてくださって、黒田庄も村が14もあることを知った。「住所がわからんとなー」ごもっともです。チラシも何も持っていなかった。はっと気が付いた。ラインにチラシの掲載があったなと。それを見ると黒田庄黒田とある。「ああ、それなら中学校の向こうや、この道をまっすぐ行きな」「ありがとうございました」お礼を言って早々に退散した。すぐわかった。道に看板も立ててあった。なんてこった。175号線沿いですぐだと思っていたのが大違い。ちゃんと確認しておくべきだった。反省反省。
