豆藤の花

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「葛の葉」というのは足柄山の金太郎の母親であると言われています。なんときれいな名前でしょう。山姥と言われたりしますが、、。この花は葛の花なんですが、花の後ソラマメみたいな豆がなるはずです。こんなのが池の土手や、田の畔にはびこってなかなか厄介なものです。葛ですので根っこからは葛が穫れるはずなんですが、厄介者だとだけ知っていて、葛をどうやってとるのか全然見当もつきません。2週間ぐらい前、電柱に取り付いて登っている豆藤を、根っこのところから切り落としてやりました。カサカサに枯れています。そりゃあだめですよね。電柱では。途中から水分を取るわけにはいきませんから。

以前、藤を根っこのところから切って、中間を生け花に使いました。10本以上切ったので、山の裾が枯れるかと思いきや、藤は生きた木に巻き付いて登っているので、途中で切られても全然平気。生きた木から水分や栄養分をとり、悠々と生きているのにびっくりしたことがあります。