入院日記

このお話は、もう8年ぐらい前の話です。びっくりしないでください。

12月2日 いよいよ3回目のインターフェロン投与の開始である。

11時までの入院と聞いていたので、十時過ぎには病院に到着した。看護師が今までの病歴などを詳しく聞いて何か記入していた。次に主治医の蓬莱女性医師がやってきて、治療の方法を説明してくださった。「昼食後に薬を飲んで、夕方に注射しましょう」ということであった。
 毎日分刻みで生活している私にとっては、もったいない時間の様に思えるが、こんな時でないとゆっくりできないと観念した次第である。
 まもなく昼食。小芋と人参、サヤエンドウの煮付け・鯖を焼いて大根おろしかけ・キュウリと春雨の酢の物・キゥイの果物・ご飯 ぺろりと食べた。
 薬がきて飲む。やっとなにかの治療が始まった感じ。パジャマに着替えた。
 すでに、これまでの時間で、大和ハウス社長の樋口武男氏の書れた「先の先を読め」の本を半分位い読んてしまった。
 ちょっと眠たくなったのでうとうとしている間に気がつくと、五時半にもなっている。四時頃に注射しましょうね、といっておられたのにどうなってんの。ナースセンターにわざわざ言いに言ったが、みなさん落ちついて座っておられるようなのに、まだこられない。この忙しい達子さん、半日以上、棒に振った感じ。もったいない一日である。またよるの食事がやってくる時間になったのに、、、。六時五分前 やっと一回目の注射を打った。
肩がちくっとする感じ。揉まなくてもよいとか。そんな感じ。
体温は入院したとき36.1度 午後9時には36.7度 少し熱がでてきたかな。
 夕食のメニュー 豚かつみそにごまだれ掛け・キュウリと若芽の酢の物・大根入り澄まし汁・リンゴ2切れ・白ご飯  以上 現在午後9時  お休み
モモの節句ですが、一寸ごまかすため暗くしました。