真昼に夕立

昼ごはんを食べに帰った時、すごい雨が降ってきた。私は冷麦をゆがていたので、相棒に「ちょっと向こうの部屋見てきて、窓開けとうから」と言った。相棒はしぶしぶ席を立って見に行ってくれた。「閉めてくれたぁ」に「おう閉めてきたぞ」「縁げはどうだった?」「えっ大丈夫そう」見に行ったら縁にも吹き込んでいる。なんてことない。
お昼帰って冷麦湯がいて、だし汁作って、生姜をすって、トマトの皮をむいて、なんだかだと忙しくしている間、相棒は新聞見てて。
私の座っている場所から、納屋の方にトラックが来て、どうやらシャツターが上がっているのが見える。「三和電気さんらしいよ」と私。「何しにきたんどい」と相棒。「なんか荷物おろしてるのと違う?」と私。「何おろっしょんのどい」と相棒。「知らん、見にいったら?」。こんな具合で、少しも動かず私に聞く。私に聞いてどないするん。自分が見にいったらどうなのよ。こんなことばっかり続くよ。