お湯がシャンシャン

朝、お茶を飲もうと、茶瓶にお水を入れてガスに掛けた。ご飯を食べながらはっと振り返った。もう沸いている頃だと。ところがガスは消えて「シーン」としている。はて、「あれっ」というと、相棒は「シャンシャンわいとったから、ガス消しといた」と言う。いつの間に。ご飯さえ自分で入れに行かないのに。
何時も相棒は急須の蓋を一寸開けて中をのぞき込む。お茶が欲しい動作だ。それなのにお湯が沸いていても、自分が飲みたくないときは、只ガスを消すだけ。自分の事だけしか考えていない相棒は、何とかならないものか。