法務省の会議室が、われわれ保護司の伝達式場だった。その後皇居にバスで移動し、天皇陛下に拝謁できる。何せ、受賞者は各省庁から来ていて大変な人だ。同時間には、法務省と総務省の受賞者とその配偶者。受賞するするのはほとんどが男性。その配偶者は私たち同様、色留袖なり訪問着を着ており、どっちがどっちだかさっぱり判らぬ。女性が受賞者の場合、配偶者が欠席している方が多く、男性の配偶者はごくわずか。色留袖に埋まった会場に、ポツリポツリと黒の礼服が混じる。相棒はぽつりと黒の礼服で気の毒だった。
写真は彼が受賞者のごとく威張っているよ。授賞式前。
授賞式後扇子の横にちょこっと下がっているのが勲章。
皇居前の松林。
