優先座席

7日土曜日。花柳柳桜和会という踊りの会が大阪の国立文楽劇場であったので見に行った。加古川から新快速に乗り換えたとき、混み合っていて、やむなく優先座席に座った。
 隣には1歳か2歳くらいの子供を連れたお父さんが座った。私は「何処へ行くの」と子供に尋ねた。父親が「大阪」と答えて子供に促しているようだった。にこっとして子供の方を見ていると、しきりに何か話しかけてくる。が、何を言っているかさっぱり解らず耳を近づけたが解らずじまい。残念な事をしてしまった。西明石でひょいと後ろを見ると空いている席があったので、あわててそちらへ移った。
西明石では、また4歳くらいの男の子を連れたお父さんが乗ってきて優先座席に座った優先座席は向かい合って4席。その並びにも4席、従って8人が座れる。
最初私が座った、向かい合わせの席には、結局親子4人が座っている事になる。しかしお父さんはえらいよ。ふたりとも子供を膝にだっこして、隣の席は空けている。これが母親ならどうするだろう。きっと子供と荷物を隣の席に座らせて、4人で優先座席を独占するだろう。
優先座席の表示の絵について4歳の子供が父親に聞いていた。「怪我をした人・杖をついたお年寄り・お腹の大きなお母さん・又は子供をだっこした人がここの席に優先的に座れるんだよ。」って。
優先座席に座らせていただいても良い年齢になっているかなと、思うけどやっぱり遠慮する方が良いよね。