白木蓮の花



今年の白木蓮は3月28日くらいから咲き始めた。
昨年の白木蓮は彼岸開けくらいから咲き始めたものだから、霜に当たって二〜三日で茶色になって、白く咲かずに散ってしまった。いつも節句祭りには茶色くなった花びらが散り敷く無残な白木蓮をお目に掛ける。
日に日に白く花びらを開いていく白木蓮を見ながら、霜よ降らないでと祈っていた。
今朝も「ああ、大丈夫」と思いながら見た。
考えて見るに、白木蓮も昨年の経験から、今年は少し遅れて咲いているようだ。自然にはいつも感動させられる。
今年はしっかり、真っ白に咲いてほしい。
上は夜の白木蓮。下がお昼の白木蓮。夜は幾分すぼんでいるようだ。やっぱり雄しべ雌しべを守っているのだろうか。