タイヤの空気圧の点検

 この冬になって、シビックハイブリッド車の燃費が伸び悩んでいた。1㍑あたりの走行距離がどんどん減ってくる。冬の性で仕方がないのかなと思っていた。もう年数もだいぶ経った(今年の8月で5年だという事は4年半か)し、走行距離も88000近くにもなっている。高速道路を走っても伸びないし、先日の雪だって平気だ。でガソリンスタンドへ寄ったついでに、タイヤの空気圧を測って貰った。「一寸減ってるね。」ってことで補充をして貰った。「減るっておかしいんじゃない?」と気づいて、すぐまたガソリンスタンドに引き返した。「タイヤに何か刺さってないか調べてよ」といったが、ただいま一寸忙しくて手が離せないという。そしてなおかつ「今すぐよりしばらく経った方が、減り方が分って良い」と言う。そんな物かとスゴスゴ引き上げた。
 一昨日の土曜日、時間を作ってまたガソリンスタンドによった。土曜日はアルバイトさんもいて手があったらしく、すぐジャッキで上げて、タイヤを点検してくれた。案の定、大きな釘を拾っていた。
 「一寸多めに空気入れといて」と言ったら、なんだかんだと、空気が多すぎるとタイヤの減り方がどうのこうのと説明してくれた。「へええ、先生、高速道路走っての。ほな一寸多めにしとこか」という事になった。この年齢で高速道路を走っているのも不思議だったみたい。
 この冬になって気づいていたのに、冬の性だとか思って伸ばし伸ばしにしていたことは、誠に遺憾である。自動車修理やさんで、燃費の伸びない話もしたのに、気づいてくれなくて、高いオイル(燃費の良いハイブリット用の)を入れてくれて。凄く損した様な気がする。
 

 でもね、走る都度、燃費の伸び具合を点検出来る車は、大変良いことだと思う。