航空力学

主人が、航空力学とやら、難しそうでおもしろそうな議論を展開した。
「飛行機は何故飛ぶか」というのが本来の航空力学のようだが、長田電気工事有限会社の仕事として考えるのは、換気扇の空気の排気の仕方だ。この夏の暑さで、クーラーを掛けても利かない状態が続いているので何とかしなければ、ということらしい。大きな有圧換気扇を回して天井へ引いてもなかなかその効果が得られないというのだ。何故か。
空気は、狭いところを通るときにその動きがはっきりわかる。なるほど。
居間で換気扇を回して、一方の戸を開けっ放しにしたとしよう。全然風が流れない。ところが戸を細めに開けたとすると、そこでは換気扇が引いただけの風、いわゆる空気の流れが感じられる。なるほど、ジェット噴射して狭いところから空気をはき出すから飛行機は飛ぶのだ。そこまではわからないが、事実、戸を細めに開け、一方で換気扇を2台回し、髪を乾かす作業をいつもやっているもの。これが航空力学ってやつか。