「ぶいぶい」がお風呂の中に

どんなお風呂やと、お思いでしょう。ふと見ると、湯船に「ぶいぶい」が浮かんでいる。「キャー」でも落ち着いてみると、湯がゆれる度に上下していたが、やっと排水栓の鎖にとりついて上へ上ろうと焦っているようだ。ステンレスの浴槽はつるつる滑って上へは、這い上がれそうにない。しばらくはそのままにした。湯から上がる際に排水栓の鎖を引いて排水した。「ぶいぶい」はまた、ぽとりと湯の中に落ちてしまった。夏のお湯は温めなので命に関わる様なことは無い。
しばらくで「ぶいぶい」は排水溝に吸い込まれて行った。まてよ、このままだと浄化槽に直結か、、、。考えて見ると、トイレと台所は浄化槽に直結しているが、お風呂の排水はまだ浄化槽に繋いでいない。横着者のおかげで、「ぶいぶい」は多分東側の溝に流れ出たはずだ。翌朝、溝を覗いてみた。が、いるはずもない。馬鹿な話よ。