白鷺の動きが面白い

相棒が言う。代掻きしていると白鷺がやってきてじっと見守っている。カエルとかが飛び出るのを待っているのはわかる。カエルは泥まみれのまま飛び出る。可哀そうな話だが、白鷺は何の苦も無くそれをひょいと咥えると、水の中で左右に振って洗うそうだ。また、ミミズも食べられる側にいるようだ。ミミズは動きも鈍く、鷺にとっては格好の獲物のようだ。ひょいとくちばしでつまむと、足の指でそれをしごくのだそうだ。体の中の泥を完全に押し出してから食べる。なんと賢いこと。大きなものは小さなものを、小さいものは、そのまた小さいものを食べる。自然の摂理だが、考えてみるとむごいものだ。人間も怖~い雑食動物だ。