久しぶりに電車に乗った

宝殿から乗って、加古川で乗り換える。空席を見つけてさっと座った。後ろの方で、おばちゃん達が賑やかに話している「あんたそっち、私こっちね」何とか座れた気配である。「まあ、若い人が優先座席に涼しい顔して座っているわ。ねぇ」どうも聞こえよがしに言っているようだが。
あんた方もやかましいで。
私が座った席はボックス席で、車両の後部に2箇所有る。私の反対側のボックス席では次の駅で窓側の一人が降り、通路側に座っていた方が、さっと窓側に寄られた。乗り込んできた人はさっと座れた。次の駅でまた窓側の方が降りられた。通路側のかたがさっと窓側による。こんな事が二回繰り返された。大阪まで私の側は誰も立たなかったが、なかなか気持ちの良いものであった。
帰りは大阪から、またさっと座れた。市街地を出ると太陽の光がまともに座席に入って来た。「あっまぶし」と私が言うと、隣の席の何方かが、さっとブラインドを下ろしてくださった。「あっ、有り難うございます。」と私は言ったが、実は、斜めに入るのでもう一つ前の席のブラインドが必要だったのだけれど、、、。でも、人の為に知らない人がお互いに気遣うって良いことですね。今日は素晴らしい一日だった。